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自覚のない悪い癖が口腔トラブルに! TCHって何ですか?

[2026.01.27]

勉強のため院内でTCHの本を購入しました!

TCH(Tooth Contacting Habit/歯牙接触癖)について説明します。

TCHとは?

TCHは、無意識のうちに上下の歯を接触させ続けてしまう癖のことです。
本来、安静時には上下の歯はわずかに離れている(2〜3㎜)のが正常ですが、TCHがあると軽く噛み合った状態が長時間続きます。

よくある症状

  • あごの疲れ・だるさ

  • 顎関節症(口を開けると痛い、音がする)

  • 歯の痛み・違和感(虫歯がないのに痛い)

  • 歯のすり減り、ヒビ

  • 肩こり・首こり・頭痛

  • 歯周病の悪化

※ 強く噛むわけではないため、自分では気づきにくいのが特徴です。

原因

  • ストレス・緊張・集中状態(PC作業、スマホ、運転など)

人はストレスを感じると、交感神経系の活動が優位になり、顎に力が入りやすくなります。

  • 姿勢の悪さ(猫背)

現代人は、スマホ、パソコンなどを操作する際の姿勢の影響があります。下を向く作業が多いなど、前屈みの姿勢をとると、自然と顎は閉じる方向に向かいやすくなるので、姿勢が悪いとTCHになりやすいかもしれません。

  • 「噛みしめる癖」が習慣化している

歯ぎしり・食いしばりとの違い

種類 特徴
TCH 弱い力で長時間接触(主に日中・無意識)
食いしばり 強い力で噛む
歯ぎしり 就寝中にギリギリ動かす

対処・改善方法

① 気づくことが最重要

  • 「歯は離す」が基本

  • 付箋やスマホアラームで「歯を離す」リマインド

   (例)付箋や紙などに「歯と歯にすき間」など言葉を書いて、普段目につく場所に貼る。

      アラームが鳴ったら今の上下の歯がくっついていないか確認。

② 正しい安静位を覚える

  • 唇は軽く閉じる

  • ご存じですか?子どもの歯並びと「正しい舌の位置」の関係 | 交野市 倉治の歯医者 | 津田駅近く | おがわ歯科こども歯科クリニック

    歯は接触しない

  • 舌は上あごに軽く触れる

③ 姿勢・生活の見直し

  • 猫背を改善

  • 長時間作業の合間に休憩

  • ストレスマネジメント

④ 歯科での対応

  • マウスピース(必要な場合)

  • 噛み合わせの確認

  • 顎関節症の評価

受診の目安

  • 歯やあごの痛みが続く

  • 口が開けにくい

  • 歯がしみる原因が分からない
    歯科で相談をおすすめします。

出典

「なるほど!TCH 世界一やさしいTCH入門」櫻井 善明先生

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