ブラキシズム
歯ぎしり・くいしばり、していませんか?
歯ぎしり・食いしばりは、無意識のうちに力の影響を受けて、口の中に痕跡が残ります。
この中からいくつ当てはまりますか?
①歯の噛み合う面が磨耗して減っている。
②前歯の先が溝状に凹んでいる。
③エナメル質が部分的に剥がれ(くさび状欠損など)着色している。
④奥歯の金属のクラウンにしわが寄っている。
⑤詰め物がよく取れる。
⑥詰め物や被せ物の周りに虫歯がよくできる。
⑦ブリッジが壊れやすく、歯が折れてしまう。
⑧クラウンやブリッジを噛んだときの高さが気になって仕方がない。
⑨頬の内側の粘膜が勝手にピクピクと痙攣する。
いくつ当てはまったでしょうか。
何個か当てはまった方は中等度以上の歯ぎしり・食いしばりをしている可能性があります。
歯ぎしり・食いしばりの習慣化によって、強い力を受けていると、歯やその周囲にはそのツメ痕が刻まれています。
見えない力の影響は、歯の健康を損なうトラベルメーカーです。
虫歯や歯周病があるところに力が加わり続ければ、複合的に被害は大きくなり、歯を失うリスクが高まります。
もしご自分の無意識の癖に気づいたら、力のコントロールを始めましょう。
日中、食いしばりをしていたら、気づきさえすれば減らすのは容易です。
また、就寝中の歯ぎしりも減らすことができます。
まず、自分の無意識の癖を見つけてみましょう。