予防
メインテナンスが歯を守ります
口の中には、歯ブラシの届きにくい場所、磨けていない場所が必ず残るものです。
だからこそ、定期的に歯科医院でお口の健康チェックとクリーニングを受けましょう。
成熟したプラークを根こそぎ破壊することで、歯も詰め物も、グッと長持ちします。
虫歯になりやすいところにフッ素を効果的に届けるには?
ただブラッシングするのでは、虫歯を防ぐことができません。
虫歯を効果的に予防するには、フッ素が配合された歯磨剤を、高濃度のまま、虫歯になりやすい場所に届けることが重要です。
キシリトール
天然素材の甘味料で、白樺や樫などの樹木から採取した成分を原料とした「キシリトール」。
甘さにより唾液を出させる効果と、プラーク中のミュータンス菌を減少させ、虫歯の原因となる酸生成を抑制する効果をもつ優れた食品素材です。
これを毎日のデンタルケアに取り入れることにより、健康な歯を作ることが期待できます。
定期健診(メインテナンス)の重要性について
歯をみがかないでいると歯の表面によごれがつき、むし歯や歯周疾患(歯グキの病気)の原因になります。
また、食べカス、タバコのヤニなどでよごれた歯は見た目にも悪く、他人に不快感を与えます。
歯のよごれには歯垢、歯石、色素沈着などがあります。
歯垢 | プラークと呼ばれ、歯の表面に付くネバネバしたバイ菌の集まりで、虫歯、歯周疾患の原因です。 |
歯石 | 歯垢が落ち切れず固まって石灰化したものです。歯周疾患の原因です。歯ブラシの毛先が歯周ポケットに届くのを邪魔します。 |
色素沈着 | お茶、コーヒー、たばこのヤニなどが原因です。 |
これらのものは、毎日の歯磨きだけでは除去できないものなので、定期的に歯科医院でのクリーニングが必要となります。
定期的にお口のメインテナンスをして、むし歯や歯周病の予防をしましょう。