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顎関節症・ブラキシズムについて

顎関節症について

口を開閉しずらくなったり、あごを動かすと痛みや異音が生じたりする「顎関節症」。
若い女性を中心に症状を訴える人が増えており、日本人の4割がかかるとも言われています。

本来、歯が接触するのは、食事や会話の間くらいで、1日合計20分にも満たないと言われており、上下の歯は離れた状態が、健全な状態です。仕事や考えごとをしているとき、上下の歯を噛み合わせていませんか?
上下の歯がいつも接触していると、歯に負担がかかり、痛みを感じたり、欠けたりしてしまいます。また疲労して顎の筋肉や、顎関節を傷めてしまうことがあります。
ぜひ歯と歯を離して、リラックスさせてください。
顎関節症患者の約8割に上下の歯を付け続ける癖がみられます。


癖を直すには、「歯を離す」などと書いた紙を職場や自宅のあちこちに張り、目にする度に歯を離すようにするとよいです。
多くの場合、1,2カ月ほど続ければ、症状が改善すると言われています。
歯を軽く触れ合わせるだけでも、あごの筋肉が緊張するため、長時間続くと負担になります。
歯ぎしりや、食べ物を片側だけでかむ、頬杖をつく、といった癖も顎関節症を悪化させる可能性があります。
もし癖がある場合、歯やあごの負担を減らすために、癖を直す必要があります。
悪い癖がないか、見直す癖をつけましょう。

 

 

 

 

ブラキシズムとは

ブラキシズムとは、歯科で使われる専門用語で、歯と歯が本来接するべき時でない時に接してしまう癖のことです。

代表的なブラキシズムには歯ぎしり食いしばりがあり、成人の場合は歯ぎしりは主に夜寝ているとき、食いしばりは日中、夜間にかかわらずおこるケースが多いです。

日中や夜間睡眠時など、自分が意識していない時にこのような癖が出てしまうことで、歯や顎に大きな負担をかけ、最悪の場合歯が真っ二つに割れてしまいぬかなければならなくなるケースもあります。

当院では歯ぎしりや食いしばりによる歯のダメージを軽減させるためのマウスピースの作成も行っております。

歯ぎしり・くいしばり、していませんか?

歯ぎしり・食いしばりは、無意識のうちに力の影響を受けて、口の中に痕跡が残ります。
この中からいくつ当てはまりますか?

①歯の噛み合う面が磨耗して減っている。
②前歯の先が溝状に凹んでいる。
③エナメル質が部分的に剥がれ(くさび状欠損など)着色している。
④奥歯の金属のクラウンにしわが寄っている。
⑤詰め物がよく取れる。
⑥詰め物や被せ物の周りに虫歯がよくできる。
⑦ブリッジが壊れやすく、歯が折れてしまう。
⑧クラウンやブリッジを噛んだときの高さが気になって仕方がない。
⑨頬の内側の粘膜が勝手にピクピクと痙攣する。


いくつ当てはまったでしょうか。
何個か当てはまった方は中等度以上の歯ぎしり・食いしばりをしている可能性があります。
歯ぎしり・食いしばりの習慣化によって、強い力を受けていると、歯やその周囲にはそのツメ痕が刻まれています。
見えない力の影響は、歯の健康を損なうトラブルメーカーです。
虫歯や歯周病があるところに力が加わり続ければ、複合的に被害は大きくなり、歯を失うリスクが高まります。
もしご自分の無意識の癖に気づいたら、力のコントロールを始めましょう。
日中、食いしばりをしていたら、気づきさえすれば減らすのは容易です。
また、就寝中の歯ぎしりも場合によっては減らすことができます。

まず、自分の無意識の癖を見つけてみましょう。

 

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